ムルシア風サラダ、なすのフリット黒蜜和えと2品作り、いよいよスペインの一番知られている米料理 パエリア にとりかかります。一見、特殊で難しそうだけど実は簡単でとてもソーシャルな料理だそう。パエリアと言っても肉系や野菜系など色んな種類があるそうだけど、今日は日本人の口にとても合う魚介類パエリアなのだ。
具材はたくさんあるけど、1つ1つ順番に仕込んでいく。具材を焼いては取り出し、また入れては取り出す。
それぞれ具材の一番いい味をだしてやる。
少し時間はかかるけど、これが美味しく作るコツなのだらやるしかない。魚介のバランスは、
魚(白身系)、海老、イカ(タコでも可)、貝類(アサリ、ハマグリ etc.)この4種が入ってれば問題なし。
貝類はわざわざスペインらしいムール貝でなくても大丈夫。日本の美味しい貝でも充分美味しく作れるそう。
ローズマリーと隠し味のラム酒を加えたら香りのチェック。この時点でもう美味しそう♪
事前に用意していた魚のアラ(鰤&鯛)で作ったスープストックをパエリア鍋一杯に注いで旨味を一気に凝縮させます。見た目は原始的なブイヤベース☆(゚∀゚)
絶対美味しいから味見ネッ♪
そうしている間にデザートを仕込む。デザートになった途端に今まで目分量で作ってきたのに急に材料を計り始める...。やっぱりデザートって繊細なのね。
お米を入れて15分♪レモンを添えたら完成です!フタもせず、オーブンに入れておくこともなく、コンロの上だけで全て出来る、これがパエリアの正しい作り方。
これが食卓にのるだけで華やぐ存在感♪
皆頑張った後…Salud!(カンパイ!)
お米は日本もスペインも同じジャポニカ米。凝縮されたスープが染込んだお米は、濃厚で味わい深くジューシー。魚介の旨味、残さず全ていただきます!
日本で手に入る材料で、且つ簡単に美味しく出来るパエリアにそこそこカルチャーショック?!わざわざこれを作るために友人呼んでパエリアを作る会をひらきたいね♪
デザートは、
ナティジャス。スペインの庶民のデザートと言えばそれはナティジャスなんだって。クレームブリュレに似てるけど、もっとなめらかで甘さが控えめ。
クリームには、バニラビーンズ、シナモン、レモンの風味がしっかりついていて2日に1回は食べたくなるくらいお気に入りの逸品。上にのっかったマリービスケットが可愛い♪
次回は おまけ...☆(゚∀゚)