ヘルシンキ*スオメンリンナ要塞
壁には特殊な絵の具を扱うテンペラ画でキリストと12使徒が描かれている。その他、天井や壁に至るまで装飾が施され、金が基調で幾分オリエンタルな雰囲気でさすがにゴリッとしています。
フィンランドのロシア正教徒はわずか1%らしい...。ウスペンスキーとは、ロシア語で聖母マリアのことです。ウスペンスキー、ウスペンスキー...♪
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ぐっさんからの希望でユネスコの世界遺産へ♪
このピンクの可愛らしい建物は船着場に隣接するギャラリー兼レストラン。ピッツァが美味しいらしい。
冬場だと雪で白くかつ、通りのベンチや看板が雪で埋まっていたりして、輪郭が定かではない。
※スオメンリンナ要塞とは:
スオメンリンナの築城は1748年、ロシアの境界を危惧したスウェーデンにより始められ、作業は40年に及んだ。城塞は「ヴィアポリ(スウェーデンの城)」という名を与えられた。
★Jean Sibelius, Valse Triste
この辺りは、誰もいなかったので不気味な感じさえします。
1809年にフィンランドがロシア帝国の自治大公国になってからは、ロシア人が110年間にわたってこの島に留まる。1855年のクリミア戦争の折りには、仏・英艦隊が2日間に渡って要塞を攻撃したが、占領することはできなかった。フィンランドが独立した翌年の1918年、城塞はフィンランド語の「スオメンリンナ」と改名される。 その後の数年間は、内戦のための捕虜収容所となるなど、歴史的に暗い時代を迎えることになる。
こんなに大砲の似合う人間を見たことがありません...。もう、随分前から持っていたかのように馴染んでる。
要塞とか大砲とか、戦争にまつわるものに興味があるみたい。
1973年ようやくスオメンリンナは市民の憩いの場となり、1991年にはユネスコ世界遺産に登録される。現在では子供のいる家庭優先という条件のもと約900名の住民が住み、350名がスオメンリンナ島で仕事に就いている。
歩いていると、島の子どもたちに「moi moi (モイモイ) !」と声をかけられます。
moi (モイ) → やぁ!
moi moi (モイモイ) → ばいばい!
フィンランドの人は、とても親切で優しいです。
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Suomenlinna (ビジターセンター)
●定休日:無休 ●電話:09-684-1880
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■□ふぃんらんどのわんこ U^ω^U #08
スオメンリンナにて。 2011.3.23
by ym-pi
| 2011-04-13 03:09
| ☆FINLAND