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ウズベクの風:サマルカンドの意味

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サマルカンドの象徴、さらにシルクロードの象徴とも言えるレギスタン広場。レギスタンとは砂地という意味だそう。

ここに左側・中央・右側に連なる大きな遺跡が3つある。

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向かって左からウルグ・ベク・マドラサ。
この広場の中では一番古い建造物で1420年にテ建設されました。元はイスラム教の教義や作法、天文学・数学・哲学などを教えていた神学校でした。アーチの両側に建っている塔(ミナレット)は「空を支えている」と言うことで、北側のミナレットが傾いているのはその空の重さのせいだと言われている。

内部は、特に力を入れていた天文学に関する展示がされており、ガリレオが地動説を説く何年も前にそれっぽいことを認識していたことが分かる。

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広場随一の圧倒的な存在感、ティラカリ・メドレセ。
神学校でありながらサマルカンドのメインモスクとして使われていたそう。「ティラカリ=金箔を施された」という意味で、名前の通り礼拝所の内部は金箔を使った美しい模様で覆われている。

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ウズベキスタンの主な産物の1つにがあるからなのか?!
ミフラブ(メッカの方角を示す壁のくぼみ)や壁も星・植物・アラビア文字をモチーフにした複雑な模様で飾られ、その奥深さや美しさに目を奪われます。壁にもぎっしり施されているので、爪でかりかりしたら剥がれちゃうかも・・・。

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タブーを犯し、変わった模様が特徴のシェルドル・マドラサ。
偶像崇拝を否定するイスラム教義に反して、建物に動物がデザインされていることが、このシェルドル・マドラサの一番の特徴。

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「シェルドル=ライオン」の意味で、どう見ても虎にしか見えないライオンが小鹿を追いかけている絵が?!ライオンの背中には、人面のある奇妙な太陽が描かれている。

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これは、この国の紙幣の200Cym札にも採用されており、タブーな割りには市民権を得ているこの器の広い国民性も奇妙。

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このシェルドル・メドレセの中庭にを越えたところに民族楽器のお店がある。ぷくぷくして可愛いおじさんのウズベク・ルボッブ(ウズベキスタンの代表的な民俗楽器)演奏・・・。

シルクロードを音で感じる至福のひと時。

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久々に音楽に触れて、ぼくもどうやら刺激されたよう。
タンバリンっぽい打楽器ダイエラを20$で購入!!いっぱい練習して上手くなってやるぞ♪


★ダイエラ三重奏:Uzbek Doira

ウズベキスタンを含む中央アジアの民俗音楽はマコームと呼び、独特の民族楽器で合奏される。音楽形式には、ウズベキスタン国内でも地域によって違いがあり、それぞれに特徴があるそうです。

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レギスタン広場《サマルカンド》
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サマルカンド有数の聖地シャーヒズインダ廟群。
到着したらぼくは入口見てすぐに移動することに・・・。

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シャーヒズインダ廟群《サマルカンド》
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