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歴史と饂飩

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ソウル中心部からちょっと郊外へ。
ソウルにもこんな場所がある。緑豊かな森が生い茂るこの門の先はどうなっているのか?小川のせせらぎまで聞こえてくる三清閣(サムチョンガク)。

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敷地内を歩けば、緑の香りが漂う。さっきまで都会の喧騒の中にいたのが嘘のように思えるくらい、心休まる静かな空間。見どころはなんと言っても、韓国の伝統家屋韓屋。

※三清閣とは:1972年「7.4南北共同宣言」発表当時、南北代表団の晩餐の場として作られた、由緒ある場所。それ以来、国賓の接待や政治的な会談の場所として使われてきましたが、2001年より一般に開放、2009年からは世宗文化会館に委託され、伝統文化施設として運営されています。これまでは閉鎖的なイメージだった三清閣ですが、現在は誰でも入場料無料で散策することができ、気軽に立ち寄れる場所として開放されています。

でも、興味がないとただの社だけど...。

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三清閣(サムチョンガク)《城北洞》
●定休日:なし ●電話:02-765-3700
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続いて、世界文化遺産にも登録されている宗廟(チョンミョ)。
李氏朝鮮時代の歴代王と王妃の位牌を祀った神宮は、やたら長い?!ただ長い!!李朝時代の建築物の中で最も整然とし、荘厳かつ神聖な場所。写真に写っているのは中央からの左半分。あと同じくらい右にズラッと長いのだ。

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宗廟(チョンミョ)に行く道すがら目にするこの通り。
地面の上にザラザラで平らな薄石が3筋。よく見てみると真ん中の道が左右の道よりも少し高くなっているのは、意味がある。1番高い真ん中の道を「神香路」、東側を「御路」、西側を「世子路」と言う。

中央の「神香路」は、神様の通り道。人間は、王様であっても通っては行けないので気を付けて!そんなこと書いた看板立ってるけど「これじゃ、神様が通られへんやんけっ!」って言わないで...。

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宗廟(チョンミョ)《鍾路》
●定休日:火曜 ●電話:02-765-0195
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歴史散策の後は、庶民の台所、南大門市場(ナンデムンシジャン)。ソウルで最も古い600年の歴史をもつ市場でランチなのだ。

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メインストリート入ってすぐに入った、カルグッス横丁。聞いたことはあったカルグッス(韓国風うどん)の横町があるなんて...。東大門市場の時のビビンバもそうだけど、韓国では専門店が軒を連ねてそこが横町になっちゃうんだね。

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カルグッスを食べたくなったけど、横町ではちょっと窮屈...。メインストリートで強烈なインパクトのお店を発見?!積まれているのは全て具材の入った、うどんが入るのを待っているだけの器々。

おばちゃんが笑顔で寸胴のうどんを掻き混ぜる店頭☆(゚∀゚)

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雑多に作るが、そこがまた味かな。
混み具合・店構えなどから考えて、恐らくカルグッスの人気店だろう。コチュジャン、韓国海苔、油揚げ、ネギの具がバランスよく入っていて、スープは風味豊かなあっさり味。麺は、ソフトなコシのふわふわ食感。これが意外とスープとあってイケる。

なぜか備付けの小鉢には、ビビン麺?!こちらはコシのある麺で、甘辛のタレの濃い味。カルグッスとのバランスがいいと言えば、いいけど...。なぜ「麺」に「麺」を併せてきたのか?!

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各テーブルにある壷キムチは、うれしいとり放題♪

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南大門市場のカルグッス専門店《南大門》
●定休日:ー ●電話:ー
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↑ごちそうさまでした♪


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カルグッス食べてそんなに時間たってないけど...。
やっぱり食べなきゃ♪ おやつでいただきます、はちみつ味のホットク。どこか懐かしいホッとする味。お店によってタイプがかなり異なるのでホットク食べ比べも楽しそう。

ま、これはソウルビギナーにはまだ早いか☆(゚∀゚)