軍艦憧憬:神社へ行こう

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なんでも揃っていた軍艦島になかったもの...。それが、火葬場・墓地。当時、都市機能を有していた島には人が密集。そんな中で、どこにも火葬場や墓地を置くわけにはいかなかったのでしょう。

だけど、島内で亡くなる人は当然いるわけで...。

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軍艦島の隣の島、中ノ島にそれはある。
道無き崖を、バケツリレーの要領で機材を持って上っていく。

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茂った樹々をかき分けた先に煉瓦造り暖炉?!
いや、これが火葬場!ここの建物の劣化は軍艦島より酷く、訪れた時は古代遺跡にでも来たかのような荒れっぷり。

郷里のある島民は里帰りして埋葬されるが、無縁仏はここで荼毘に臥され、中ノ島内に埋葬されたそう。

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中ノ島から見える軍艦島は近くて威容。
※中ノ島は:軍艦島よりも一回り小さい島で、明治16年から明治26年までの10年間石炭を採掘していた時代があります。当時は火葬場や墓地としても利用されていましたが、軍艦島の炭鉱が閉山になってからは訪れる人もなくなり、整備された公園も荒れるがままになり、今では朽ちた階段やレンガ積みの跡が僅かに残るだけになってしまいました。

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軍艦島に戻って...。

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最も高台に建っている、いかにもな建物?!
第3号棟と呼ばれる高級職員住宅は、丘の上にあるだけあって眺望は最高。軍艦島の山の手と言ったところ。

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錆びきった扉。さすが、高級職員住宅?!長屋のような作りだった大量収容可能なアパートと違って鉄の扉だったのか。

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内湯がある!特別な施設を除けば、住居エリアに内湯があるのは第3号棟だけ。嗚呼、憧れの第3号棟、権威・富の象徴。

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地獄段を登りきった高台をさらに上がっていく。
ひたすら続く階段を振り返えると、オーシャンフロント!

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島の最高部の一端にある神社が、端島神社。
かつては拝殿もあったが、風や波により破壊され、コンクリート造りの神殿のみが残っている。鳥居も上部が何処へ...。

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行方不明だった が見つかった!

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現在、軍艦島が世界遺産暫定リストに登録。
時間とともに崩れていくこの島をぼくらはどう見て、感じていけばいいのか?!かつては栄華を誇り、最先端技術を結集した早過ぎた近未来都市である軍艦島...。もう甦ることのない島に魅力を感じるのは、哀愁や郷愁とはまた違う感情があるような気がするのだ。

人類の未来なのか?または、警告か?人のいない島は、静寂に包まれ、生き物の鳴き声が心地よく聞こえる♪

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軍艦島 ※軍艦島コンシェルジュ 《長崎》
●定休日:ー ●電話:095-895-9300
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by ym-pi | 2012-08-01 01:57 | 沖縄/長崎 | Comments(0)