軍艦憧憬:病院へ行こう

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どこがいつ崩れ落ちてもおかしくない。
巨大な廃墟群は並ぶ島を奥へ、奥へ。くすんだコンクリートに錆びた鉄骨、腐食した木材などに微かに生える緑の気配。

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美しく配置・組まれたX階段。

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元住民が一時的に、この島に戻ったときに残した落書き...。

あれから幾十年!
この端島は荒れるにまかせ
朽ち果て、朽ち果て、くち果て、くち果ていた
この島はもう再びよみがえることは ない


時代の最先端を走った軍艦島が、まさか主要エネルギーの移行によっての目に余る衰退の一途...。ただただ朽ち果ててくだけのこの島をこの人の目にはどう映ったのか。

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微かにグリーンの塗装が残る建物は、病院?!

なぜ、病院がグリーンなのか?
当時、鉄筋コンクリートの建物に囲まれたこの島の悩みは緑(木々)が無かったこと。いろいろ建物の屋上に畑や緑化計画を企画するもうまくいかなかったよう。せめてもの対策として病院をグリーンに塗ると言う手段がとられたようです。

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コンクリートで出来ている壁に木製の扉が印象的。
なんかとってもかわいい作りの内装なのだ。

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レントゲンの束が...?!当時、こんなにレントゲンが撮れる機械が完備されている施設も珍しい?!この島の炭坑夫たちがどれだけ国から優遇されていたかが分かる。

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点滴の束まで...?!閉山したときに箱にしまって置いていった点滴が、時間の流れと共に箱は溶け崩れ点滴の瓶を飲込む状態に。さながらゴリっとしたバッドテイストな雰囲気がびんびん。

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押し込まれたベッドが泣いている...。

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病院だけに、なにやらいろんなコードが垂れ下がっている。
でも廃墟の病院と言うからどれほど不気味かと思っていたら、それほどでもなく。ここはクリアです、きっと。

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どちらかと言うと、住居エリアの方が不気味に感じる。
なにか見られてると言うか、拒否されてると言いますか...。



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by ym-pi | 2012-07-24 01:20 | 沖縄/長崎 | Comments(0)